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鉄道運用Hub v25.07-1を公開しました

公開日時: 2025-07-22 07:29:16更新日時: 2025-07-22 07:29:16本日(2025/7/22)、Midari Createでは、ユーザー投稿型鉄道運用情報共有サービス「鉄道運用Hub」をv25.07-1に更新しました。

この更新では、編成表機能の大幅な強化や各部の利便性向上に加えて、アプリイメージ画像の更新を実施しています。

編成表機能の強化

鉄道運用Hubの編成表は、以前より車両設備情報や車歴などを表示する機能が存在しており、当日の車両運用だけでなく、長期的な車両運用の動向を確認することができるプラットフォームとして多くのユーザーさまにご利用いただいています。

しかしながら、これまで、この編成表には廃車や転属により当該の線区で運用されなくなった編成は表示されておらず、過去に所属した編成の車歴や転属履歴などの情報を求めるユーザーさまにとっては必要な機能が全て揃っていると言い難い状態と鳴っていました。

そこで、v25.07-1では、編成表に除籍、転出、改番済みの編成を表示できるように機能強化を実施し、除籍済みの編成でも車歴などのデータを概ねこれまで通り閲覧できるようにするとともに、転出済みの編成については編成詳細情報ページを転出先のものに自動でリダイレクトすることで、ユーザーさまが現在の運用状況を素早く把握できるようにしています。

ただし、これらの在籍中でない編成については、編成表データの軽量化のため、アイコンなどの一部情報が編成表に表示されません。不具合ではありませんので、あらかじめご了承ください。
また、在籍中でない編成の編成表追加作業についてはv25.07-1のリリースとは別のスケジュールで数週間かけて実施していく予定となっているため、アプリのバージョンが更新されても、運営側での編成表更新作業が完了するまでは在籍中でない編成は表示されません。アプリ本体の不具合ではありませんので、ご理解よろしくお願います。

ブラウザの戻るボタンを押した際の挙動を改善

これまでの鉄道運用Hubでは、ブラウザの戻るボタンに割り当てられていた機能が、ポップアップの非表示化や個別編成のページから編成一覧に戻るなどの限定的なものとなっており、あまり実用的なものとは言えませんでした。

v25.07-1では、この機能を大幅に強化し、ブラウザの戻るボタンで走行位置機能や時刻表機能といった機能の切り替えの履歴を遡ることができるのはもちろん、路線系統の切り替えが行われていた場合にはその履歴も遡って画面を切り替えることもできるようにするなど、実用性の高いものとしています。

アプリ起動の高速化

今回の更新では、鉄道運用Hubのフロントエンドで使用しているライブラリのうち、ゲストユーザーの投稿時に画像認証を実施するZizai CAPTCHAや、スクリーンショット機能を提供するelm2imgなどの使用頻度の少ないものについて、アプリ起動完了後にライブラリのJavascriptファイルを読み込む仕様とすることでアプリ本体の起動を高速化しました。

また、各駅時刻表については、時刻表本体の読み込みが完了する前に駅名などの先行表示可能な項目を描画することで、体感の表示時間を改善しています。

Zizai CAPTCHAの更新

アプリ起動の高速化に関連して、Zizai CAPTCHAをv25.07-1に更新しました。

Zizai CAPTCHA v25.07-1は、アプリ本体と独立して読み込まれた場合でも安定して動作するよう、内部処理に変更を行ったバージョンとなります。

引用投稿時に表示される案内文を管理者がカスタム可能に

鉄道運用Hubでは、アプリをご利用いただいているユーザーさまが日に日に増加を続けていることで、より多くの運用情報を共有することが可能となり、ユーザーのみなさま全体が大きな利益を享受できるようになってきました。

しかしながら、多くのユーザーさまにご利用いただくということは、それだけ多くの方々に投稿ルールを正しく理解していただかなければならないということも意味しており、運営側では、特に引用投稿のルールの周知が課題として認識されていました。

今回の更新では、引用投稿のルールをユーザーのみなさまにわかりやすく提示できるよう、引用投稿を選択した際の投稿画面に表示される案内文を、管理者が管理画面から自由に設定可能とする仕様変更を行いました。

これにより、今後はユーザーさまの意見を取り入れた投稿ルールの改定なども柔軟に行うことができるようになり、ユーザーのみなさまにはより安心して鉄道運用Hubをご利用いただける見込みです。

リンクとして使用されていないAタグをボタン等に置き換え

アプリ本体のHTMLにて使用されているクリック可能な要素のうち、リンクとして使用されていない(右クリックしたときに「新しいタブで開く」ことができない)Aタグについて、ボタン等別のタグに置き換えを行いました。

加えて、アイコンのみでテキストのないボタンにはaria-label属性値を設定するなどの変更も実施することで、スクリーンリーダーなどを併用してアプリを使用する際の利便性を向上しています。

アプリイメージ画像の更新

鉄道運用Hub SNS用カードイメージ
新しいイメージ画像は、ロゴをアルファベット表記の「UNYO Hub」から漢字を含む「鉄道運用Hub」に変更し、南海本線系統の走行位置と時刻表(いずれも運用情報はダミーです)を表示したスマートフォンのイメージを付加したものとしています。

この画像はX(旧Twitter)のリンクカードの規格に沿ったサイズとなっているため、ユーザーさまがSNSを使用して鉄道運用Hubをまだ知らない方にURLを共有する際に表示されることで、鉄道運用Hubのイメージをわかりやすく伝える補助として機能します。
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