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「いつもは撮らない試運転も愛車なら」(中編)今日の南海乗車録(2025.6.27)

公開日時: 2025-07-07 10:07更新日時: 2025-07-07 10:18:53(前編の続きです)

美加の台にて

美加の台に着くと、さっそく下り列車の撮影を開始。
1007Fがいつ来てもいいように、下り列車が来る度にとにかくシャッターを切り続けます。

とはいえ、そう都合よくすぐに2往復目はこないのが試運転。
まるで8月のような暑さのこの日、ホームの屋根の下で待っていてものぼせてきそうな気がしてきたところで、ようやく時刻表にはないタイミングで接近放送が鳴りました。

南海電鉄 1000系 1007F (C#1507) - 美加の台にて
うーん、なんでこっちでは曇るかなあ……()

方向幕こそ止められましたが、直前の練習電まで順光だったところ、この試運転が通過するときだけ雲が太陽を隠してしまいました。

まあ、この美加の台へ来たのは、そもそも上りのトンネル飛び出し構図が狙いで、下りのストレートはオマケ扱い。
気を取り直してメインの上り列車を撮影します。

すると、下り試運転の撮影時にはいなかった同業者も、上りで練習電を撮っているうちにちらほらと増え、平日昼間というのに3人に。

そして、かぁくんを含め合計4人がカメラを構える中、いよいよ目当ての試運転がやってきました!

南海電鉄 1000系 1007F - 美加の台にて
ここまでの撮影では、ピンボケ、逆光、曇りと残念な要素が続いていましたが、ここでは文句無しの順光・バリピンで愛車を撮影成功。

定期列車では絶対に見ることのできない、1007Fと複線トンネルの組み合わせ。
これが撮れれば2500円出して来た甲斐もあったというものです。

せっかくなので、この写真は額装して飾っておきましょうかね 笑

美加の台→橋本 C#8363 (8315F+8713F)

南海電鉄 8300系 8713F (C#8363)
愛車を撮ったあとは、上りの撮影の際5年ぶりくらいに会った春希氏と雑談したのち、かぁくんは下りの急行で橋本へ。

この列車、どういうわけか7分遅れでやってきたのですが、とりあえず展望席が空いていたので問題はありません。

橋本→極楽橋 C#2351 (2301F)

南海電鉄 2300系 2301F (C#2351)
橋本では一旦改札を出て飲み物の調達を行い、ここからはせっかくのフリー乗車券を活かして山登り。

行きはもちろん2300系のクロスシートで前面展望を楽しみます。

極楽橋→高野山 N11

南海電鉄 N11
平地では汗が滲むような暑さでも、高い標高と日光を遮る森のお陰でかなり過ごしやすい極楽橋。
この気温を前提としてかケーブルカーにはクーラーがありませんが、この車両が作られたスイスでも夏はこのように過ごしやすい気温なのでしょうね。

帰り

高野山→極楽橋 N21

南海電鉄 N21
高野山では特に用事もなかったので、駅の2階で少し過ごしてからすぐ帰途に。

平日の午後という空いていそうな時間帯にも関わらず発車時間になる頃には着席定員ギリギリまで外国人の方が乗り込んでいる様子からは、改めて高野山のインバウンド需要の高さを認識させられます。

極楽橋→橋本 C#2045 (2045F)

南海電鉄 2000系 2045F
極楽橋からは、夕方以降1運用しかない2000系の山線運用で橋本へ。
ここでは昨年転属した2031Fに乗りたいところではありましたが、同編成は残念ながらこの運用には入っていませんでした……

なお、この2045Fが来るまでの待ち時間、極楽橋では一旦改札外に出て、もっと森の近くで涼みたいとも思いましたが、残念ながら電子乗車券は極楽橋での入出場には非対応。
民家もなければ商業施設ももちろんなく、周囲は国有林なのでこの先民泊などができる可能性も皆無というような場所なので、例えば有人改札でタブレットを使って読み取るような方式にして改札機の改修を行わなかったとしても、そのタブレット1台を導入するコストですら需要に見合わないんでしょうかね……

(後編に続く)
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