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鉄道運用Hub v25.08-1を公開しました

公開日時: 2025-09-02 20:08:13更新日時: 2025-09-02 20:08:13Midari Createでは、ユーザー投稿型鉄道運用情報共有サービス「鉄道運用Hub」をv25.08-1に更新しました。

鉄道運用Hub SNS用カードイメージ

また、この更新に合わせ、新規路線系統として「JR西日本 城端線・氷見線」を追加しています。

主な変更点は以下の通りです。

アプリ本体の変更点

アプリ起動の高速化

鉄道運用Hubでは、2023年のアプリ初公開時より、走行位置の推定や時刻表の描画など大部分の処理をユーザー端末内で完結させる設計を採用しています。

この設計には、スムーズな画面遷移やオフラインでの動作などの利点がある一方で、ユーザー端末内に読み込まれるデータのサイズが増大し、アプリの起動が遅くなるという欠点も存在していました。

今回の更新では、ユーザー端末内で動作するアプリ本体のうち、投稿画面や設定画面などアプリ起動直後数秒の間には使用される可能性の低い機能をアプリ本体とは別に遅れて読み込むようにすることで、アプリの起動を高速化しました。

着時刻の表示に対応

鉄道運用Hub v25.08-1のスクリーンショット

これまで、鉄道運用Hubの時刻表では、各列車終着駅以外は全て発車時刻のみの掲載としてきましたが、この仕様は時刻表のデータサイズを小さくできる一方で、走行位置機能では実際の走行位置とのずれが大きくなるなどの問題も存在していました。

v25.08-1では時刻表に着時刻のデータも含めららるようにすることで、こうした問題を軽減するとともに、各列車詳細画面で着時刻が表示されることにより時刻表機能の利便性も向上しています。

各列車詳細画面では、着時刻の表示開始に合わせ、UIデザインも変更。別の路線に乗り換えられる駅については、この画面から直接路線選択ポップアップを開くことができるようにしています。

なお、時刻表への着時刻データ導入については、今年2月以降にダイヤ改正が行われた路線系統に対して順次進めてまいりますが、今年2月より前にダイヤ改正の行われた路線系統は基本的に対象外となりますことをご了承願います。

elem2img.jsのバージョンアップ

スクリーンショット生成ライブラリ elem2img.jsを先日公開したv25.08-1に更新しました。

これにより、アプリ本体のスタイルシートで入れ子構文が使用可能となり、ソースコードの可読性が向上しています。

既知の不具合の修正

ダークテーマを中心に報告されていたUIデザインの乱れなど、複数の不具合を修正しました。

また、投稿画面に表示される上書き投稿についての案内文には誘目性の問題が指摘されていたため、文字色を赤色に変更しています。

管理画面から情報投稿時の組成の検証を無効化可能に

v25.08-1では、管理者用設定画面から設定を変更することで、情報投稿時の組成の検証を無効化することができるようになりました。

この機能はダイヤ乱れなどの際に所定外の両数で運用される列車が発生した際に、所定外の両数を投稿可能とするために組成の検証を一時的に無効化するといった利用シーンが見込まれています。

JR西日本 城端線・氷見線系統を追加

アプリ本体のバージョンアップに合わせ、新規路線系統としてJR西日本の城端線・氷見線系統を追加しました。

この路線系統には、城端線と氷見線の全線と、あいの風とやま鉄道線の富山-高岡間のうちJR西日本所属車両で運転される列車が含まれます。

なお、あいの風とやま鉄道線の列車については、アプリ本体v25.09-1公開時に遅れての追加となりますことをご了承願います。
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