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「キップレきっぷできんてつ鉄道まつりへ」(機器展示編)今日の南海+近鉄+JR西日本乗車録(2025.11.02)

公開日時: 2025-11-07 23:59:59更新日時: 2025-11-08 10:06:15(建屋内機器展示編の続きです)

車庫公開では、車両部品の展示も定番。五位堂は工場そのものの規模が大きいからか、南海電車まつりでは展示らしい展示のなかったような車両部品でも個別ブースが設けられているようなものが複数ありました。

まずは、先程乗車した8A系のクーラー(おそらく予備品)。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 7
集中式ということもあって、近くで見るとかなり大きいですね。

お次は連結器。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 6
この展示のためにわざわざ作ったとしか思えない柴田式密着連結器のカットモデル。
パーツごとに色分けされた本格的な展示で、回り子と解放梃子が一体となっていることがよくわかります。

続いて電動発電機。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 8
電動発電機の中身を展示するというのはけっこうマニアックなチョイスですね。

かご型になっている手前側が交流発電機、奥側が直流電動機でしょうか。
小型化を考えれば当然とはいえ、電動機部分と発電機部分はここまで隣接しているんですね。

こちらは静止形インバーター。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 9
内側の基板まで見せてくれるのはなかなか贅沢
 ……と、いうか、これ、物心つく前の子供達を果てしない床下機器オタクの沼に沈めようとしてませんかね?

最後はこちらのレシプロ式コンプレッサー。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 10
ボタンを押すとピストンが動く様子が見れるという体験型アトラクションで、ボタンの前にはボタンに釣られた子供達が列を成していました。

……はい。もう確定ですね。
ここの展示内容、端々から担当者の「床下機器オタクの世界においで」という強いメッセージが感じられます。

近鉄め、子供向けのイベントと見せかけて、建屋内ではこうも堂々と次世代オタクの育成を行っていたとは。なんとも末恐ろしいことです(褒め言葉)

あの列に並んでいた子供達も、十数年後にはクーラーキセのルーバーの形態差を見つけてニチャニチャとした笑みを浮かべるようなオタクになっているのでしょうね……


それはさておき、建屋内にはまだ紹介していない車両もありました。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 11
こちらは1600系のC#1653。
現在は機械扱いの牽引車として使用され、新しい観光列車が登場する際にはその塗装試験にも活用されているようですね。

きんてつ鉄道まつりの様子 - 12
C#1653の奥には、南大阪線の車両の入場回送で活躍しているモト97・98の姿もありました。

けいはんな線車両の牽引に使用されているモト77・78は西大寺所属のため、この日は五位堂にいなかったようです。

(屋外車両展示編に続く)

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