「キップレきっぷできんてつ鉄道まつりへ」(前編)今日の南海+近鉄+JR西日本乗車録(2025.11.02)
公開日時: 2025-11-05 23:59:59更新日時: 2025-11-06 00:18:49行き
130周年の際には130円でどこまでも乗車できるという採算度外視の切符を発売して窓口が大混雑になっていたのが記憶に新しい南海電鉄。140周年の今年は140円でまた有能な切符を発売するのかと思っていると、発表された140周年記念企画は、なんと「難波までの往復デジタル切符無料プレゼント」。
130円の乗車券ですら文句無しの太っ腹でしたが、今回はなんと完全無料。しかも、配布数は制限なし。
これを使わない手はありません。
和歌山市→難波 C#1009 (1009F)
と、いうことで、市駅の開場と同時にキップレきっぷのQRコードを改札機にかざし、(おそらく和歌山県内では)最初のキップレきっぷ使用者として1円も支払うことなく改札内に入場。
前日にキッシー阪和さんが鉄道運用Hubに投稿されていた情報からお気に入りの1009Fの充当と判明していた3804列車に乗り込み、そのまま難波に移動して出場しました。
日常的に大回り乗車など制度の抜け穴を利用した格安旅を満喫しているかぁくんですが、無料となるとさすがに申し訳なさすら感じてしまいますね 笑
ところで、C#1009、よく見てみると車両中央部の1対だけ蛍光灯の色が違いますが、この部分だけ使用している蛍光灯のサイズが違う関係でLED化の際に色温度の合う直管形LEDがなかったのでしょうか?
で、難波到着後は駅前の140周年イベント開場を視察。
この時点で見れそうな展示があれば先に見ておこうかとも思っていましたが、さすがに7時の時点では全て準備中だったようです。
大阪難波→大阪上本町 C#8A119 (EE34+8A19)
で、この日はちょうど「きんてつ鉄道まつり2025」の開催日だったこともあり、難波からはこれに参加すべく近鉄に乗車して五位堂方面へ。
まずは、以前から気になっていた8A系が来るまで(たった3分強の乗車のために)耐久し、なんとか許容可能な時間内に乗車成功です。
車内は近鉄ではお馴染みのL/Cカーですが、車両中央付近には多目的スペース「やさしば」が設けられています。
2人分の座席スペースを1席で占有する「やさしば」ですが、もともと座席確保フルーツバスケットでは有利となりやすい車両中央付近のドア横にのみ設置されているため整列乗車への悪影響はなさそうですね。
その一方で、前面展望は、ご覧の通り展望性の「て」の字もなし。
最近の新車はどこの鉄道事業者も車体剛性の強化やら保安機器の増加やらでこういう車両が増えてきましたね……
大阪上本町→五位堂 C#5154 (W20+VX04)
上本町からは6020F氏と合流し、大阪線といえばコレ、所定で5200系が充当される列車を狙い、無事に5200系へ乗車成功。
急行などの優等列車が鉄道ファンで混雑するのを横目に、こちらは区間準急、それも転換クロスシートでゆったり五位堂まで移動できました。
さて、ここからはいよいよ初参加となる「きんてつ鉄道まつり」の会場です。
(建屋内編に続く)