「重なる偶然が600kmを超える」(前編)今日のJR西日本乗車録(2024.3.17)
公開日時: 2024-04-28 20:04:08更新日時: 2024-04-28 20:04:08227系1000番台の運用表作成を(完全に成り行きではあったものの)t-takeさんから引き継ぐ形になったあの春も気付けば2年前。当初は1度きりのつもりで始めた新在家派出所の運用表作成でしたが、大和路221氏やみー氏など複数の方の協力を得られ、昨年には第2弾を公開するに至りました。
……で、こうなってくると、もはややめるにやめられないのが運用鉄の宿命。
2024年改正ダイヤも、施行2日目にしてさっそく大回りで調査に向かいます。
和歌山→王寺 クモハ227-1013 (SR05)
そんな運用調査のための大回りでも、お気に入りの編成を狙って乗るのがかぁくんの常。
ダイヤ改正直後ということで運用の大幅な変更も予想される中、105系時代から大きな変化のない和歌山駅停泊運用を狙い、SR05に乗車成功です。
で、その運用の変更についてですが、今回の調査で得られたデータと昨日に大和路221氏からいただいていた情報を総合すると、"ほとんど変わっていない"という結論が得られました。
どれくらい変わっていないかといえば、時刻のわずかな違いに目を瞑れば2023年の運用表がほぼそのまま使えてしまうほど。
平日の運用も同様に変化していないことを大和路221氏と協力して確認すれば、時刻の微修正程度で新ダイヤの運用表を公開できそうです。
王寺→木津 クハ220-7 (NA424+NA420)
と、まあ、前述の通り無事に運用調査もできたので、王寺に着いた瞬間に今日の目的はほぼ達成したようなもの。
なので、ここからは適当におおさか東線でも回って、あわよくばダイヤ改正直前に運用開始したNC編成でも乗ろうかと考えていましたが、加茂行きの大和路快速にクハ220が入っていたので、その場のノリで奈良線経由に行程変更しました。
――ここから偶然が始まります。
木津→京都 クハ221-71 (NC621)
木津からは205系に乗ろうと考えていましたが、電光掲示板の乗車位置案内を確認すると、木津に着いてすぐの普通とその次の普通がともにNC編成であることが判明。
もちろん、普通でゆったり移動するという選択肢もあったわけですが、どうせ同じNC編成ならと、かぁくんはみやこ路快速に乗車。
さらに、城陽では205系(クハ204-38)に乗り換えるチャンスがあったにも関わらず、今日はなんとなく205系に乗るなら1000番台という気分だったので、そのままみやこ路快速を京都まで乗り通すことに。
ここで偶然のピースが揃いました。
京都駅到着の10分程前、運用情報収集のためにX(旧Twitter)を開いたところ、タイムラインで目に留まったのは、なんの変哲もない米原の駅名標の写真。
ただ、車両のささいな変化をすぐに発見することでお馴染みのかぁくんの目は、その投稿の違和感を見逃しませんでした。
……この写真、上げてるのあしゃひやんけ
あしゃひ氏はかぁくんとは年賀状のやり取りもしている間柄ですが、そもそもあちらが直線距離で600km以上離れた東北在住なこともあって、会ったのは2年前の1度のみ。
その同氏が、いつの間にか目と鼻の先の米原に降り立っているではありませんか。
これはまたとないのチャンスとばかりに連絡してみたところ、同氏は新快速で大阪方面に移動中とのことで、さっそく京都からの同行が決定。
京都ではもともと乗る予定だった223系1000番台の快速をパスして同氏の乗っている新快速を待ち受けます。
京都→新大阪 クハ222-2061 (W35+V28)
そして、無事に新快速の車内で2年振りの再会を果たし、まずは大阪方面へ。
……とまあ、文章で書いていると単なるラッキーにしか思えませんが、冷静に見てみると、クハ220の運用や205系の運用、かぁくんのその日の気分など、どれが欠けていても今回のあしゃひ氏との同行が成立していなかったほどに偶然が重なった結果であることがわかります。
なにはともあれ、会えてよかった!
なお、当初はこの新快速を大阪まで乗り通す予定でしたが、ここで大阪到着後に時間ができることが判明したため、せっかくなので新大阪でおおさか東線の列車に乗り換えることにしました。
(後編に続く)
この記事のタグ:
今日の乗車録
今日の乗車録