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【自宅サーバーUPS設置物語】後編・電源タップ自作
作成日時: 2018/9/13 (木) PM 11:59
最終更新: 2018/9/14 (金) PM 12:17
最終更新: 2018/9/14 (金) PM 12:17
UPS(オムロン BN-100T)が到着し、無事にUPS設置が完了した"この"サーバー。
UPSのドライバのインストールも問題なく完了し、動作確認でも異常なし。
・・・でしたが、さっそく1つ問題が...
それは、UPSの動作音が大きすぎるということ。
BN-100Tは空冷用のファンとして、耐久性が高いことで知られる山陽製の8cmファンを搭載しているのですが、これが常時高回転になっているものですから、とにかくウルサイ...
一応、充電が完了すると静音モードになるよう設計されてはいるのですが、その静音モードでさえ、ドライヤーを弱で動かしているくらいの騒音があります。
そのため、稼働開始直後に、父親から別の場所に移すように言われてしまいました...orz
と、いうことで、今回は、サーバーを別の場所に移動させるのに伴って、2代目となる電源タップを自作することにしました。
(初代電源タップの自作時の記事はこちら)
材料

初代タップと区別しやすくするため、今回はタップ本体・コード共に黒を基調としたものを採用。
タップ本体は4口、コードは6m。初代とは異なり、3mのアース線を付属させます。
初代のときとは異なり、今回はよく使うネットショップで自作用のタップ本体が取り扱われていなかったので、同じ形状の本体を使用したコード付きのものを分解して本体部分のみ使用することにします。(これがいきなり裏目に出ることに...)
また、今回は作業を円滑に進めるため、電工ペンチと電工ナイフも合わせて購入。

ついでにリングスリーブ圧着工具も購入したので、あとはウォーターポンププライヤーがあれば電気工事士試験に挑めるという工具の充実っぷりです(笑)
本体の分解
ネットショップで注文したタップは早々に到着。で、さっそく裏返して分解を始めようとすると・・・

はあ!? Y型ネジ!?
なんと、自作用のものとは異なり、Y型ネジになっていました。

なので、急遽Y型ドライバーを調達し、分解を継続。
このドライバー、800円ほどしましたが、任天堂のゲーム機なんかも分解できるので、活用のし甲斐はありそうです。
で、カバーを外すと、またもや障壁が・・・

なんと、コードの先端がネジ止めではなく圧着になっていました...
ハンダ付けなら、ハンダごてで融解させてハンダ吸引器で除去すれば済む話ですが、圧着はそう簡単には行きません。
なので、既存のコードを一部残して、そこに新しいコードを継ぎ足すという手法を取ることにしました。
組み立て

まず、全てのコードを少し残して切除。

これを、重ね合わせスリーブで新しいコードと接続します。
(「重ね合わせ」とか言うと不確定性原理が思い浮かぶのはかーくんだけ?)
圧着には、前述の電工ペンチを使用しましたが、5.5mmのスリーブでは圧着にかなり力がいるため、このサイズのスリーブの圧着に電工ペンチを常用するのは難しそうです。

さらに、ダイソーで購入した「ドライヤーの熱で縮むカバー」で絶縁。

電工ナイフでシース(外側の被覆)を切り取った残り2本も同様に処理し、引っ張っても抜けないことを確認して完了です。


また、各ケーブルのもう一方の端はこのように端子を圧着。

プラグに固定。
最初の写真には入れ忘れましたが、初代同様の可動式プラグです。

そして、カバーを閉めればついに完成。
これでUPSの常時稼働が可能となり、みなさまのコメントが停電や落雷で消失するリスクが大幅に軽減されました!
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