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【自宅サーバーUPS設置物語】序章・CentOSで電源が切れなかった問題の解決

作成日時: 2018/9/13 (木) PM 11:27
最終更新: 2018/9/14 (金) AM 12:17

本日は、「自宅サーバーUPS設置物語」と題して、みなさまがアクセス中の"この"サーバーにUPSを接続"するため"に行ったいくつかのDIYをご紹介します。

 ・・・が、その前に、そもそもシャットダウンを実行してもサーバーの電源が落ちない状態だったので、まずはこちらの解決編から。

SkyLake-SPをCentOS 7.4で使うと「shutdown -h now」では電源が切れない

現在みなさんがご利用の"この"サーバーは、以下のようなハードウェア・ソフトウェアの構成で動作しています。
  • CPU:Xeon Silver 4108
  • M/B:X11SPi-TF (C622チップセット)
  • OS:CentOS 7.5(導入当時は7.4)
※メモリ・電源等については割愛

で、この構成なんですが、そのまま組んで電源を入れたあと、「shutdown -h now」を実行しても電源が切れません(苦笑)

詳しく書くと、
シャットダウン操作を行う→OSは正常にシャットダウンの動作に入り、各プロセスは正常に終了する→OSの動作が終了して画面が真っ暗になる→いつまでたってもそのまま
といった流れで、OSをシャットダウンしてもハードウェアの電源が切れないのです。

ちなみに、ルートで実行しても、GUI(GNOME)でシャットダウンボタンをクリックしても結果は同じ。

Googleで検索してみましたが、有効な解決策は見つかりませんでした。

CentOSのカーネルはバージョン3.10で固定されている

そういう重大な問題を抱えたサーバーではありましたが、そりあえずそれ以外の部分は正常に動作していたことに加え、OSがシャットダウンした状態なら、電源ボタンを長押しして電源を切っても、ソフトウェアの動作には目立った影響がないことを確認。
 ・・・なので、そのまま本番運用を行っていました(笑)

そんなある日、ふと目にしたのが「Meltdown」や「Spectre」といった脆弱性の対策パッチが最新のLinuxカーネルに組み込まれたという話題。

このパッチを当てると、CPUのパフォーマンスが大幅に低下するといった噂が気になったこともあり、なんとなくサーバーのカーネルバージョンを確認してみると・・・
 3.10!?

 ・・・RHEL7のカーネルって、3.10で固定だったんですね・・・ ビギナーなんで知りませんでした...

そして、それに関連して知ったのが、「CentOSのカーネルを最新のものに変更する方法がある」ということでした。

ELRepoから最新版カーネルをインストール

MeltdownやSpectreの心配もあったので、せっかくなら、と、(興味本位で本番環境のサーバーに)最新版カーネルをインストールしてみることに。

大まかな手順としては、
「ELRepo」のリポジトリを追加→ELRepoの「kernel-ml」パッケージで既存カーネルを置き換え
という流れです。

リポジトリの追加は、ELRepoの公式サイトでrpmコマンドが紹介されていますが、「yum install」でも問題ありませんでした。

なお、詳細な方法については、リポジトリ公式の情報をご確認ください。Googleで検索すると、日本語の解説も見つかります。

最新カーネルだと電源は切れる

で、そんなこんなで、半ば"ノリ"でインストールした最新版カーネル。

Meltdown対策で動作が緩慢になるという噂もありましたが、幸いなことに体感では変化なしでした。

そして・・・
 正常に電源が切れるようになりました!

どうやら、電源が切れない問題の原因は、昨年発売されたばかりのSkylake-SPに旧バージョンのカーネルが対応していないことだったようです。


と、いうことで、これでめでたくUPSの設置が可能となりました。


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